藤田家住宅(江津市)概要: 藤田家住宅は案内板によると「 江戸時代銑鉄などを扱う廻船問屋。主屋は嘉永6年(1853)の建築であるこtが天井裏の板図から判明。 甍街道研究所 」とあります。藤田家は古くから廻船問屋として財を富み当地の豪商として名を馳せました。
現在でも当時建物が多数残り、内蔵(明治時代建築、土蔵2階建、石州赤瓦葺、切妻)、新蔵及び料理場(明治時代建築、土蔵、木造2階建、石州赤瓦葺、切妻)、主屋(嘉永6年建築、木造2階建、切妻、石州赤瓦葺、平入、塗屋造)、南蔵(明治時代建築、土蔵2階建、石州赤瓦葺、切妻)、東蔵(明治時代建築、土蔵2階建、石州赤瓦葺、切妻)、北蔵(明治時代建築、土蔵2階建、石州赤瓦葺、切妻)、表門(江戸時代後期建築、木造、切妻、瓦葺)、塀(江戸時代後期建築、木造、瓦葺)が平成21年(2009)に国登録有形文化財に指定されています。
※登録基準は主屋は「造形の規範となっているもの」、内蔵と北蔵は「再現することが容易でないもの」、新蔵及び料理場と東蔵、南蔵、表門、塀は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」。
藤田家住宅:上空画像
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