華泉酒造(津和野町)概要: 華泉酒造は島根県鹿足郡津和野町後田ロに屋敷を構えている古民家です。店舗兼主屋は明治16年(1883)頃に建てられたもので木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、桁行11m、2階は塗屋造りで正面開口部は虫籠窓、外壁の両側には袖うだつが設けられています。
中の蔵は文政13年(1830)頃建てられたもので土蔵平屋建、切妻、桟瓦葺、桁行30m、梁間6.5m。東の蔵は文政13年(1830)頃建てられたもので土蔵2階建、北側入母屋、南側切妻、桟瓦葺、桁行15m、梁間9.3m。道具蔵は文政13年(1830)頃建てられたもので土蔵2階建、切妻、桟瓦葺、桁行6.8m、梁間3.9m。
華泉酒造は江戸時代から明治時代に建てられた酒造町屋建築の遺構として貴重な存在で津和野の町並みを構成する重要な要素として平成22年(2010)に国登録有形文化財に登録されています。
華泉酒造:上空画像
|