島根県・行基菩薩:縁の社寺・温泉

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社寺・温泉:一覧

名 称
場 所
内   容
・佛谷寺・島根県
・松江市
・奈良時代に行基菩薩が巡錫で当地を訪れた際、海上に出現する三火と呼ばれる怪火が住民に対して災いを及ぼす話を聞きました。行基は三火を封じる為に仏像を彫刻し一宇を設けて安置したと伝えられています。現在、佛谷寺に残されている薬師如来像、日光菩薩像、月光菩薩像、虚空蔵像、聖観音菩薩像は行基が彫刻したと伝わる古仏で国指定重要文化財に指定されています。
・万福寺・島根県
・出雲市
・推古天皇2年(594)、智春上人が創建したと伝わる寺院です。天平13年(741)には行基菩薩が当寺に留まり、多くの仏像を制作したと伝えられています。
・法王寺・島根県
・出雲市
・天武天皇の御代(673〜686年)に行基菩薩が創建したと伝わる辞意運です。聖武天皇の御代には勅願寺となり大きく繁栄しました。
・華蔵寺・島根県
・出雲市
・天平年間(729〜749年)、行基菩薩が当地を訪れた際、本尊となる大日如来像を彫刻し一宇を設けて安置したと伝えられています。往時は寺領800石を領し、境内には七堂伽藍が整備されていましたが、戦国時代の兵火などにより衰微しました。
・長台寺・島根県
・安来市
・奈良時代に聖武天皇の勅願で行基菩薩が創建したとされる寺院で、本尊の千手観音像は行基が一刀三礼で彫刻したと伝わる古仏で重要文化財に指定されています。
禅定寺・島根県
雲南市
・天平年間(729〜749年)、聖武天皇の勅願により行基菩薩が創建したと伝えられています。
・円通寺・島根県
・雲南市
・天平年間(729〜749年)、行基菩薩が全国を巡錫し当地に訪れた際、本尊となる如意輪観音像を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりとされます。行基は境内から眺めた景観がまるで龍が横たわっているように見えた為、臥龍山円通寺と名付けたと伝えられています。
・甘南備寺・島根県
・江津市
・天平18年(767)、行基菩薩巡錫で当地を訪れた際、本尊となる虚空蔵菩薩像を彫刻し一宇を設けて安置したのが始まりと伝えられています。その後、弘法大師空海が当寺を訪れた際、法相宗から真言宗に改宗しています。※一般的に行基の没年は天平21年(749)2月2日とされる為、甘南備寺の創建年が正しければ行基は既に没していた事になります。
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