心覚院(浜田市)概要: 岩谷山心覚院は島根県浜田市松原町に境内を構えている浄土宗の寺院です。心覚院の創建は大同3年(808)に開かれたのが始まりと伝えられています。当初は来迎寺と称した天台宗の寺院で亀山にありましたが、元和6年(1620)、亀山に浜田城が築かれる事になりこの地に移されました。寛文3年(1663)、当時の浜田藩主松平康映が生母(心覚院)の菩提所に定めた事で心覚院と寺号を改め遍挙を招いて浄土宗に改宗開山しました。本尊の「木造阿弥陀如来立像」は建長7年(1255)に安阿弥が製作したもので檜材、一木造、像高96.5cm、玉眼、漆箔、製作年代が明確で優れた仏像であることから大正9年(1920)に国宝に指定され昭和25年(1950)に改めて国指定重要文化財に指定されています。山号:岩谷山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
心覚院:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-浜田市教育委員会
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