須我神社奥宮(雲南市)概要: 須我神社の奥宮で八雲山の中腹に鎮座しています。通称夫婦岩と呼ばれる岩座で、大中小の岩が寄り添うように立っていることから大が須佐之男命、中が稲田比売命、小が清之湯山主三名狭漏彦八島野命だと云われています。
周囲の雰囲気や巨石の大きさ、形状などが独特で、古代人の自然崇拝の対象になっていたと思われ、人間以上の存在が感じられます。神という概念が浸透すると、神が降臨する磐座として祭祀が執り行われるようになり、さらに参拝が容易では無い為、里に社が設けられると当地が奥宮になったと思われます。
参道は静寂そのもので、「神泉坂根水」とその上にある注連縄や、余りにも素朴な白木の鳥居などは信仰の初源を見るようで印象的な空間です。
須我神社奥宮:上空画像
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