石見銀山の世界遺産登録対象遺跡一覧
銀鉱山跡と鉱山町
01−銀山柵内−石見銀山の中心地区で数多くの坑道(間歩)や近代の精錬所、かつての鉱山町跡などが残ります。
02−代官所跡−江戸時代、石見銀山は幕府の直轄地だった為、奉行又は代官が派遣されその行政の中心となった施設です。
03−矢滝城跡−標高634.2mの山頂に築かれた山城で鞆ケ浦道と温泉津沖泊道を抑える上での防衛上重要視されました。
04−矢筈城跡−標高480mの山頂に築かれた中世の山城で矢滝城とは対の関係。両城で温泉津沖泊道の抑えとしました。
05−石見城跡−石見銀山を支配する為の防衛施設で、周囲が岩壁の天然の要害です。曲輪や土塁、堀切などが見られます。
06−大森銀山−良好な歴史的町並みが残り重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
07−宮ノ前地区−16世紀末〜17世紀初頭の遺跡。
08−熊谷家住宅−熊谷家は郷宿、代官所の御用達を務めた豪商。建物は国指定重要文化財に指定されています。
09−羅漢寺五百羅漢−石見銀山で働く労働者の信仰施設。安全祈願や死者への供養が行われました。
鉱山と港をつなぐ街道
10−鞆ケ浦道−石見銀山と鞆ケ浦を結ぶ街道で、全長約7km。当時は最短ルートとして利用されました。
11−温泉津沖泊道−石見銀山と温泉津・沖泊を結ぶ街道で全長約14q。瀬戸内海に抜ける街道が開削以前はメインのルート。
鉱山と港をつなぐ街道
12−鞆ケ浦−石見銀山を中興した神屋寿禎によって開発した港で、中世の雰囲気が残されています。
13−沖泊−中世から近世にかけての港、主に石見銀山の積出港として発展。戦国時代には水軍の拠点にもなっていました。
14−温泉津−温泉街と港町の良好な歴史的町並みが残り重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
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