光明寺(津和野町)概要: 龍峰山光明寺は島根県鹿足郡津和野町後田に境内を構えている浄土宗の寺院です。光明寺の創建は津和野城11代城主吉見正頼の正室大宮姫が開いたのが始まりと伝えられています。初は信盛寺と称していましたが、寛永12年(1635)津和野藩初代藩主亀井政矩が開いた幸盛寺(藩祖である茲矩が山中幸盛の娘婿だったことから幸盛の菩提を弔う為、鹿野城の城下に幸盛寺:鳥取県鳥取市鹿野町を開きました。)と合併し、さらに慶応2年(1866)、3代藩主亀井茲親の母親の菩提を弔う為開かれた光明寺と合併しました。
光明寺山門は切妻、桟瓦葺、三間一戸、四脚門、木部朱塗り。光明寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上、正面左右丸窓付き、内陣には阿弥陀如来像が安置されています。境内には大宮姫の墓とされる宝篋印塔(天正5年:1577)が建立されています。山号:龍峰山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
光明寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(沿革)-龍峰山光明寺
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