森鴎外旧宅(津和野町)概要: 森鴎外旧宅は島根県鹿足郡津和野町町田に屋敷を構えている古民家(中級武家屋敷)で、森鴎外が文久2年(1862)に生まれ、明治5年(1872)11歳で東京に移るまで過ごした旧宅です。
森家は代々、津和野藩の御典医を勤めていた家柄で、鴎外も長男として幼少の時から教育され6歳で論語を読み、8歳で藩校である養老館で勉学を励んでいたと伝えられています。
森鴎外旧宅は嘉永6年(1853)の火災で焼失後に再建されたもので、木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、外壁は真壁造り土壁鏝押え、腰壁は板張り。旧宅は町の所有になったものの老朽化が激しくなり昭和59年(1984)に解体修理され、昭和43年(1968)に歴史的にも大変貴重な事から国指定史跡に指定されました。
森鴎外旧宅:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-津和野町教育委員会
|
|