日御碕(出雲市)概要: 日御碕は大山隠岐国立公園に含まれる景勝地として知られ、流紋岩の岩盤が日本海の荒波の侵食と隆起により海食台を形成しました。特に新生代新第三紀(1650万年前〜1450万年前)は火山が活発だったとされ、溶岩ドームが海水で急速に冷却された為、見事な柱状節理が見る事が出来ます。
日御碕は地球科学的な価値を持つ遺産である事から平成29年(2017)に認定された「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」の構成要素となっています。
周囲には明治36年(1903)に建設された出雲日御碕灯台や天照大神が降臨したと伝わりウミネコ繁殖地として知られる経島、天照大神(下宮)と素盞嗚尊(上宮)を祀る日御碕神社、日本三景の松島に似ているとされる出雲松島などがあります。
伝説や伝承、歴史的遺産が多く日本海に落ちる夕日の絶景が見られる事から平成29年(2017)に日本遺産に認定された名称「日が沈む聖地出雲 〜神が創り出した地の夕日を巡る〜」の構成要素の一つになっています。
日御碕:上空画像
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