本石橋邸(出雲市)概要: 本石橋邸は島根県出雲市平田町に屋敷を構えている古民家です。本石橋家は代々木綿問屋・魚問屋として財を成した家柄です。
本石橋邸主屋は江戸時代末期に建てられたもので木造2階建、塗屋造、切妻、桟瓦葺、妻入、建築面積262u、2階の下屋上部と小庇上部は海鼠壁になっています。
本石橋邸(石橋家住宅主屋)は江戸時代後期に建てられた数少ない町屋建築の遺構として貴重で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成22年(2010)に国登録有形文化財に登録されています。
本石橋邸主屋に繋がる茶室は明治中期に建てられたもので、木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺、建築面積13u、中板付三畳茶室、明治時代の茶室建築の遺構として貴重で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成22年(2010)に国登録有形文化財に登録されています。
石橋家住宅向座敷は明治後期に建てられたもので木造2階建、入母屋、桟瓦葺、平入、塗屋造(大壁造、白漆喰仕上げ)、建築面積79u、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成22年(2010)に国登録有形文化財に登録されています。
本石橋邸:上空画像
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