カラコロ工房(松江市)概要: 昭和13年(1938)、日本銀行松江支店として建てられた建物で、鉄筋コンクリート3階建地下1階建て、建築面積633u、縦長の上げ下げ窓の採用や屋上パラペットの意匠、ギリシャ神殿風の柱、軒下の蛇腹、石積調の目地など昭和初期の金融建築の特徴が見られます。
設計は長野宇平治。現在はカラコロ工房として再利用され町づくりの拠点となっています。カラコロ工房(旧日本銀行松江支店)は昭和初期に建てられた金融建築の遺構として貴重で、「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成28年(2016)に国登録有形文化財に登録されています。
カラコロ工房(旧日本銀行松江支店):上空画像
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