松江市: 神魂神社

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概要・歴史・観光・見所
神魂神社(松江市)概要: 神魂神社は島根県松江市大庭町に鎮座している神社です。神魂神社の創建は不詳ですが、天照皇大神の神勅により出雲国造である天穂日命がこの地に降臨した際、出雲国の守護神として宮殿を設けたのが始まりと伝えられています。その後、25代にわたり出雲国造家子孫が社家として祭祀を司ってきましたが霊亀2年(716)、出雲大社が創建すると斉明天皇の勅令により、出雲国造家子孫がその祭祀を司る事になり杵築に移っています。

神魂神社は境内が出雲国府に近く、出雲大社より遥か昔から創建され「神火相続式」や「古伝新嘗祭」、「神在祭」などが行われるなど出雲国にとって特異な存在でありながら天平5年(733)に編纂された出雲国風土記や延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳にも記載されていません(出雲国造家の私的な祭祀場だったとも、実際は平安時代中期以降に創建されたとも云われています)。

意宇郡に鎮座する特に格式が高い6つの神社を意宇六社(熊野大社真名井神社・揖夜神社・六所神社八重垣神社・神魂神社)と称し神魂神社も含まれ明治時代以前から意宇六社を参拝する「六社まいり」行事が行われています。古くから神仏習合し、別当寺院として浄音寺が祭祀を司ってきましたが、江戸時代初期の慶長年間(1596〜1615年)に廃寺となっています(現在は再興されています)。当初は天穂日命が祀られていたそうですが現在の主祭神は伊弉冊大神、配祀として伊弉諾大神が祀られています。

現在の神魂神社本殿は正平元年(1346)に造営されたもので大社造、桧皮葺、桁行3間、梁間3間、高さ4丈、内部には狩野山楽土佐光起が筆とされる日本創造神話の絵画が描かれています。神魂神社本殿は日本最古の大社造り建築の遺構として極めて貴重なことから昭和27年(1952)に国宝に指定されています。神魂神社拝殿は木造平屋建て、切妻、桧皮葺、妻入、間口2間、奥行3間、外壁は真壁造り板張り、正面下屋庇付き。

神魂神社の末社である貴布祢稲荷両神社の本殿は天正11年(1583)に造営されたもので、二間社流造、こけら葺き、正面2間向拝付き、桁行2間、梁間1間、外壁は真壁造り板張り、三方浜縁、高欄、脇障子付。貴布祢稲荷両神社本殿は鰐淵寺が所有している鰐淵寺文書に記されている事から建築年代が明確で、全国的にも少ない二間社流造の形式を継承する遺構として大変貴重な事から昭和27年(1952)に国指定重要文化財に指定されています。

神魂神社の文化財
・ 神魂神社本殿−正平元年−国宝
・ 貴布祢稲荷両神社本殿−天正11年−国指定重要文化財
・ 色々威腹巻(附:袖鎧)−室町時代中期−島根県指定文化財

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(案内)

神魂神社:写真

神魂神社
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