菅原天満宮(松江市)概要: 菅原天満宮は島根県松江市宍道町上来待に鎮座している神社です。菅原天満宮の創建は天暦5年(951)、菅原道真の御霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
この地は菅原氏の祖とされる野見宿禰の分骨が埋葬された墳墓があり、道真の父親である菅原是善が出雲国庁に赴任した際御参りにきました。この時案内係りとなった女性が是善の寵愛を受け道真を身ごもり、菅原の地で道真を産み落としました。
菅原道真が大宰府で不遇の死を遂げると住民達は悲しみ祠を設けたと伝えられています。江戸時代に入ると歴代松江藩主から崇敬庇護され寛文3年(1663)には初代藩主松平直政が社殿を造営しています。
菅原天満宮拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行4間、梁間2間半、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り、扉には松江藩のお抱え絵師である狩野永雲が描いた双龍の画があります。本殿は一間社流造、銅板葺き、外壁は真壁造り板張り、三方浜縁、高欄、脇障子付。祭神:菅原道真公。
菅原天満宮:上空画像
【 参考:サイト 】
・ 公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(略誌)-菅原天満宮
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