高橋家住宅(大田市大森町)概要: 案内板によると「 文献によれば天保10年(1839)ごろ、当家の高橋富三郎が町年寄山組頭を勤めたことが分かっている。山組頭は、代官所と鉱山経営者である銀山師たちとの取次ぎなどを勤める役職で、銀山師の中から選ばれた。また、町年寄は周囲に拡がっていた銀山経営に携わる人たちが住む町の運営に係る役職であった。建物は通りに面して主屋があり、北側に茶室、南側に離れ座敷を設けている。」とあります。
建物は木造2階建、切妻、桟瓦葺、腰壁は板張り、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、1階部には格子戸が設けられています。高橋家住宅は昭和50年(1975)に「石見銀山御料銀山町寄山組頭遺宅」として島根県指定史跡に指定されています。
高橋家住宅:上空画像
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