龍御前神社(大田市)概要: 龍御前神社は島根県大田市温泉津町温泉津に鎮座している神社です。 龍御前神社の創建は室町時代後期の天文元年(1532)に勧請されたのが始まりと伝えられています。社殿背後の高台には「龍岩」と呼ばれる奇岩があり、古くからの自然信仰の名残とされ往時は龍岩(龍が口を開けているようにも見えます。)の前に本殿が建立されていました(現在の建物は旧本殿:入母屋、桟瓦葺、妻入、向拝付)。主祭神は国土、医療の神である大巳貴命(大国主神)、温泉の神である少彦名命、海の守護神である豊玉姫命、海上安全の神である健磐龍命の4柱が祀られています(配神として阿蘇津彦命・阿蘇津姫命・彦火火出見命・素戔嗚命)。温泉と海上の守護神として温泉関係者や漁師、船主、運送業者などから崇敬され、石灯籠や船絵馬が奉納されています。拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、妻入、桁行4間、正面唐破風向拝付、外壁は真壁造白漆喰仕上。本殿は背後の岩場に張り付くように建てられた一間社流造り、銅板葺き。
龍御前神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-温泉津町観光協会
|
|